【寄稿】「平壌の暴君」に苦々しいプレゼントを贈ろう

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)は喜ばしくない「クリスマスプレゼント」で米国国民を脅し、武力の誇示を続けてきただけに、米国は金正恩が当然受け取るべき痛いクリスマスプレゼントをきちんと届けてやる必要がある。

  ワシントンポスト紙は最近の記事で、北朝鮮が西海衛星発射場で成功裏にロケットエンジンの実験を行ったと報じた。これは、1週間にもならない期間にミサイル実験場で行われた2度目のテストだった。さらに悪いことに、今年6月には日本の長崎大学が、金正恩は30発の核弾頭を保有しているとも推定しているのだ。こうした北朝鮮の最近の動きは明らかに緊張をあおる行為であって、米国は必ずや全く同等に対応しなければならない。

  しかし、ここで少し後ろに下がり、大きな絵を一度見てみよう。われわれは過去3年間、トランプ大統領が「炎と憤怒(fire and fury)」、最大の圧迫政策から、金正恩との友好的な親書交換、2度の公式首脳会談、板門店での歴史的対面へと移っていく様子を見守った。私はトランプ大統領の努力と韓半島問題に対する集中を擁護する。しかし、方向の変更が必要ということは明らかだ。

  私が(2017年から18年にかけて)下院外交委アジア・太平洋小委の委員長を務めていたとき、当時の民主党アジア・太平洋小委幹事を務めていたブラッド・シャーマン議員と共に、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)試験への懸念を表明する一連の書簡を行政府に送った。この書簡で私たちは、米国は金正恩の核兵器プログラムの進展を防ぐため「可能な全ての手段」を用いる必要性を強調した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/12/28/2019122880017.html

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