韓国軍、不良銃床のサブマシンガンを持って文大統領の前で試演

K1Aサブマシンガンの一部に隙間

  韓国軍が最近、鶏竜台で開かれた大統領業務報告の際、不良銃床の付いたサブマシンガンで試演を行っていたことが27日までに分かった。当時、韓国軍は大統領の前で「スマート国防革新」の一つである「有・無人複合協業システム」に関する各種の想定訓練の場面を披露した。だが「軍人の基本」である個人火器から既に不良品だったのだ。

  韓国軍関係者は27日、「大統領業務報告のとき特戦隊員が使用したK1Aサブマシンガンの一部に、不良銃床が付いていたことを把握した」と語った。この不良銃床は、業務報告時に撮影された写真にも捉えられていた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が試演に登場した将兵を激励する場面で、銃床がきちんと装着されておらず、銃床と銃本体の間に隙間ができている様子がはっきり写っていたのだ。

  韓国陸軍は、個人戦闘力を高めたいとして、2018年から銃床を改善したK1Aサブマシンガンを配備している。銃床は射撃時の反動を吸収する機能を果たす。銃床が不良品だと、照準率が下がるだけでなく、銃機の事故にもつながりかねない。だが韓国陸軍は「野戦において、銃床の問題による制約はないと確認された」としている。韓国国防安保フォーラムのシン・ジョンウ事務局長は「最精鋭の特戦要員ですら軍統帥権者の前で不良サブマシンガンを持っているというのが、韓国軍の現実」と指摘した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/28/2020012880061.html

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