北朝鮮 新型肺炎の感染防止に総力=体温測定機設置も

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は新型コロナウイルスによる肺炎の感染防止のため、検疫や衛生管理に総力を挙げている。入国者に対する検疫を強化するため、赤外線体温測定機(サーモグラフィー)を設置したほか、世帯別の検診も強化しているという。  北朝鮮・中央衛生防疫所のリ・ナムソン課長は29日、国営ラジオの朝鮮中央放送で、新型肺炎の感染防止のため最も重要なのは入国検疫管理として、「入国地点で検査・検疫を強化し、赤外線体温測定機による測定を行って発熱している対象(入国者)を早期に見つけ、隔離するための対策を優先している」と説明。「感染症の原因と感染経路を断つため、衛生宣伝を強化しており、住民に対する検診を行っている」と述べた。  北朝鮮メディアは連日、世界各国の新型肺炎の感染状況を伝え、住民に注意を呼びかけている。まだ北朝鮮での感染者は確認されていない。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/29/2020012980222.html

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