韓国政府が新型肺炎防疫に19億円超予算 経済への影響も点検

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は28日、中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の対策を話し合う経済部門の緊急関係閣僚会議を開いた。洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は「総額208億ウォン(約19億3000万円)の防疫予算を迅速に執行し、先手先手の防疫を積極的に下支えする」と述べた。  洪氏は「中国内での感染拡大が同国の消費と生産活動に及ぼす影響、世界経済や韓国の輸出にもたらしかねない影響などを綿密に点検している」と説明した。韓国の経済活動への影響はまだ限定的としながらも、今後の状況を見守る必要があると述べた。  この先、悪影響が拡大する恐れも排除できないとしながら、「観光やサービス業などへの影響をシナリオ別に点検、分析した上で、必要な措置を事前に準備し、実行していく」と強調。金融市場の動きも綿密に観察し、積極的に対応する方針を示した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/28/2020012880039.html

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