韓国の19年対日貿易赤字 16年ぶり低水準=黒字最大は香港

【世宗聯合ニュース】韓国が昨年、香港との貿易で最大の利益を得たことが分かった。最大の貿易赤字国は依然として日本だったが、日本の対韓輸出規制と日本製品の不買運動などの影響により、赤字の規模は16年ぶりの低水準となった。    韓国関税庁が28日公表した昨年の輸出入品目、国・地域別の分析によると、昨年の対香港貿易黒字は301億3900万ドル(約3兆2800億円)で、貿易相手のうち1位だった。  09年から18年までの10年間、首位の座を守った中国(黒字額289億9400万ドル)は2位に後退し、ベトナム(271億600万ドル)が3位につけた。ポーランド(45億5100万ドル、9位)は初めて10位以内に入った。  貿易赤字が最も多かったのは日本(赤字額191億6300万ドル)だったが、赤字額は03年(190億3700万ドル)以来の少なさとなった。  韓国の5大輸出国・地域は中国(輸出額1362億1300万ドル、輸出全体に占める割合25.1%)、米国(733億4800万ドル、13.5%)、ベトナム(481億7800万ドル、8.9%)、香港(319億1400万ドル、5.9%)、日本(284億1200万ドル、5.2%)の順だった。  5大輸入国・地域は中国(輸入額1072億2000万ドル、輸入全体に占める割合21.3%)、米国(618億7200万ドル、12.3%)、日本(475億7500万ドル、9.5%)、サウジアラビア(218億1400万ドル、4.3%)、ベトナム(210億7100万ドル、4.2%)だった。  韓国が最も多く輸出した品目は半導体(939億3500万ドル)で、輸出額全体(5423億3300万ドル)の17.3%を占めた。以下、自動車、石油製品、自動車部品、薄型パネルと続いた。  18年と比較すると、半導体、無線通信機器、薄型パネル、石油製品などの輸出が減少した。  5大輸入品目は原油(輸入額701億9300万ドル、輸入全体に占める割合13.9%)、半導体(470億3000万ドル、9.3%)、天然ガス(205億7500万ドル、4.1%)、石油製品(175億3600万ドル、3.5%)、石炭(142億1200万ドル、2.8%)と集計された。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/28/2020012880148.html

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