収賄罪などで在宅起訴のチョ前法相 ソウル大が教授職位解除

【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル大は29日、収賄罪などで在宅起訴された前法務部長官のチョ国(チョ・グク)法学専門大学院教授について、職位解除の処分を決めた。チョ氏は自身のフェイスブックに「裁判の結果が出るまで教授職は維持されるが、講義はできなくなる」として、「起訴だけで身分上の不利益措置を下すのは不当だ」と主張しながらも、「決定を淡々と受け入れる」と書き込んだ。  ソウル大は「正常な職務遂行が難しいと判断し、関連規定に基づき、29日付で職位を解除することにした」として、「職位解除は懲戒とは異なり、教授としての職務を停止させる行政措置」と説明した。  職位解除の措置を受ければ、最初の3カ月間は月給の50%、その後は月給の30%のみが支給される。  ソウル大は今後の裁判の進行状況を見極めながら罷免や解任、定職などの懲戒手続きに入る可能性もある。  チョ氏は文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足した2017年に青瓦台(大統領府)民情首席秘書官に起用され、ソウル大の教授職を休職。民情首席秘書官から退き、昨年8月に復職したが、法務部長官候補に指名されたことを受けて同9月に休職した。同10月に法務部長官を辞任し、再び復職した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/01/29/2020012980162.html

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