韓国からの入国禁止 16カ国・地域に拡大=日本は大邱からの入国拒否

【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部によると、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、26日午前10時半時点で韓国からの入国を禁止する国・地域は16となった。前日から、ベトナムとシンガポール、イラクの3カ国が増えた。特に、集団感染が起きた南東部の大邱市と慶尚北道清道郡に滞在歴のある人を対象にした入国制限が多くなっている。  ベトナムは25日から大邱市と慶尚北道に居住している人と過去14日以内に訪問した人の入国を禁止している。シンガポールも過去14日以内に大邱市と清道郡に滞在した人の入国を拒否している。  また、日本は26日午後、安倍晋三首相が本部長を務める新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を開き、大邱市と清道郡に滞在歴のある外国人の入国を拒否する方針を表明した。これまでは中国・湖北省と浙江省に滞在歴のある外国人の入国を制限したが、対象を広げた。韓国の外交部当局者は「日本側が事前に外交ルートを通じて通知してきた」と説明。「過剰かつ不合理な措置があってはならないことを強調し、日本側の慎重な対応を要請した」と明らかにした。  イラクは韓国と日本、イタリアなどからのすべての外国人の入国を禁じた。  韓国からの入国審査を強化したのは11カ国・地域に増えた。  中国・山東省の威海市は25日から韓国や日本などから入国する人に対し、14日間強制的に隔離する措置を取ったが、外交部は韓国からの入国を禁止する国・地域に含めていない。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/26/2020022680251.html

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