釜山世界卓球選手権は6月に延期、韓国男子バスケきょうから無観衆

重量挙げ大会、国際・国内とも延期 Jリーグも来月15日まで全公式戦延期

  世界卓球選手権釜山大会が新型コロナウイルスの感染拡大で6月に延期された。大会組織委員会=共同委員長:呉巨敦(オ・ゴドン)釜山市長、柳承敏(ユ・スンミン)大韓卓球協会会長=は25日、「3月22日に予定されている大会の開幕を6月21日に遅らせる」と発表した。

  新型コロナウイルスが感染拡大の兆しを見せていることから、組織委員会は当初、22日の組み合わせ抽選会を無観衆で行うことにしたが、抽選会前日に無期限延期し、結局大会そのものを3カ月後に先送りした。呉巨敦市長は同日、「国際卓球連盟(ITTF)が新型コロナウイルス感染症を理由に大会延期を正式に勧告してきた。日程を変更せず無観衆試合で大会を強行する案も検討したが、市民や出場選手の安全を最優先に考慮することにした」と説明した。

  全世界130カ国余りの選手や卓球関係者約3000人が参加する世界卓球選手権は、卓球で最大規模の大会だ。今年の世界選手権は団体戦だ。個人戦と団体戦は以前は共に行われていたが、2003年から奇数年は個人戦、偶数年は団体戦と交互に行われている。韓国は1926年に世界選手権が始まって以来、94年にして初めて同選手権開催を招致した。

  韓国男子プロバスケットボールも26日から無観衆で行われる。韓国バスケットボール連盟(KBL)は25日、緊急理事会を開き、状況が改善されるまで無観衆で試合を行うことを決定した。無観衆試合は26日に予定されている高陽オリオン-蔚山現代モービス戦(高陽体育館)、仁川電子ランド-安養KGC戦(仁川三山ワールド体育館)から行われる。KBLは、関係者(選手団・球団フロント・KBL職員・取材記者など)の中から感染者が万一出た場合、14日間公式戦を中止し、日程縮小や中止を検討する予定だ。

  大韓重量挙げ連盟は28日からソウル・オリンピック・スタジアムで行われる予定だった第1回東アジア重量挙げ選手権、3月に開催予定だった全国実業団選手権(江原道楊口)、全国春季大会(忠清南道舒川)も延期した。

  一方、日本のプロサッカーも、3月15日までJリーグを全面的に延期すると発表した。これにより、韓中日のプロサッカーリーグがすべて中止・延期となった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/26/2020022680002.html

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