文大統領、マスク供給不足にのみ「恐縮」…新型コロナ対応失敗は謝罪なし

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、国会で与野党4党代表と会合を開き、新型コロナウイルス感染症が新興宗教団体「新天地イエス教」の信者たちを通じて拡大していると強調した上で、これに対して「特別な対策を立てている」と述べた。その一方で、「中国から来る外国人の入国を阻止せず、初期対応に失敗したのではないか」という野党の批判は受け入れなかった。文大統領は新型コロナウイルス問題で対応失敗を指摘する意見を認めず、マスク供給不足についてのみ「恐縮している」と述べた。 ■野党「文大統領の謝罪、朴凌厚・康京和両長官の更迭」要求

  最大野党・未来統合党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は同日、新型コロナウイルス感染症の防疫失敗問題を取り上げ、「大統領は国民の前で深く謝罪すべきだ」と言った。だが、文大統領は新型コロナウイルス問題全般に対する責任や謝罪の意を明らかにしなかった。ただし、「マスク供給不足」についてだけは「恐縮している」と述べたとのことだ。文大統領は「さまざまな対策を打ち出したので、明後日までには効果があると見ている。政府を信じてほしい。問題が解決しなければ特段の対策を検討する」と言ったと姜ミン碩(カン・ミンソク) 青瓦台報道官が語った。

  与党・共に民主党と野党・正義党は「マスク無償供給」を主張した。共に民主党の李海チャン(イ・ヘチャン)代表は「今の市場価格は買い占めのせいであまりにも急騰しているため、これを安定させるため(無償供給の)検討もあり得るのではないか」と述べた。これに対して文大統領は「検討してみる」と答えたという。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/29/2020022980014.html

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