「韓国の方が新型コロナ危険」中国人学生、続々帰国

大邱大学の留学生7人など中国に戻る 韓国入国取り消し・延期も相次ぐ…24・25日だけで約600人が入国取り消し

  全国各地の中国人留学生たちが「韓国の方がもっと危険だ」として中国に帰国したり、開講を前に韓国に来る予定だった中国人留学生が続々と入国を取り消したりしている。新型コロナウイルス感染症の最初の発生地である中国を出て、急いで韓国に来ようとしていた数週間前の状況とは全く違う状況だ。

  大邱大学では最近、中国人留学生7人が帰国した。3月の開講を前に入国し、寮などに入っていたが、大邱で感染者が急増すると、あわてて荷造りをして帰国したという。ソウル大学医学部では、中国籍を持つ延辺大学医学部出身の大学院生が、親の帰国要求に応じて休学届を出して帰ったとのことだ。

  忠清北道では入国を延期するケースが相次いでいる。26日に入国する予定だった忠北大学の中国人留学生90人のうち、入国した留学生は33人に過ぎなかった。清州大学も同日入国予定だった21人の中国人留学生のうち、来たのは8人だけだった。蔚山大学も中国人留学生277人のうち169人が入国を見合わせている。7人は入国しないと通知してきた。

  江原大学では入国予定の中国人留学生148人のうち、入国の意思を明らかにした留学生が14人に過ぎない。仁荷大学は25日、入国予定の15人のうち5人が明確な理由も明らかにしないまま入国を放棄した。

  韓国教育部によると、25日に入国する予定だった中国人留学生1309人のうち入国したのは838人だけだったという。471人(36%)が急きょ、入国を取り消したということだ。24日も入国予定だった中国人留学生965人のうち146人(15%)が入国を取り消した。今後入国する予定の中国人留学生は全7万983人の48%に当たる3万3775人だと集計されている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/28/2020022880002.html

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