中国・大連では韓国人宅住所がネットにさらされ、ベトナムで店主が「出ていけ」

新型コロナ感染拡大 世界各地に広がる「コリアフォビア」

  中国・遼寧省大連では、26日午後から「周辺国から大連に帰ってきた人のリスト」という題名の資料がソーシャル・メディアのグループ・チャットを通じて広まっている。これには韓国人19人を含め、韓国・日本などに行って戻ってきた51人のパスポート番号と住所が書かれている。大連は韓国など外国から来た人々に対して14日間の隔離を実施している。だが、大連地域の一部集合住宅のグループ・チャットでは、こうした個人情報と共に「韓国から帰国した人々が集合住宅に入るのを阻止しなければ」という声が上がっている。

  韓国で新型コロナウイルスの感染者が急増していることから、海外で韓国人を警戒し、差別する「コリアフォビア」(韓国恐怖症)現象が広がっている。このため、韓国人・韓国系海外在住者の間で不安が高まっている。

  中国のインターネット上には、山東省青島市の集合住宅に入ろうとした韓国人在住者を住民数十人が阻止する様子だという動画が掲載された。町役場の職員と見られる人が住民に「このように阻止することは規定に反する」と言うと、住民は「あの人が入ってきて集合住宅の通路が汚染されたらどうするんだ」と反発している。住民たちのグループ・チャットには「家主は(韓国人が)戻ってくることに同意していないのに、入ろうとしている」という書き込みもあった。

  サムスン電子関連会社の社員ら韓国人約230人が集まって暮らしている陝西省西安市の集合住宅の住民委員会は25日付の告知文で、「韓国の感染症の状況が深刻なので、韓国人入居者の現況を緊急調査した。政府に『これら(韓国人)をホテルに隔離し、ウイルス検査をした方がいい』という意見を出した」と明らかにした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/28/2020022880048.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人