イランからの韓国人退避策を準備 新型コロナ感染拡大で=韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が急速に広がっているイランから韓国人を退避させる方策を準備している。  外交筋によると、外交部はイランでの感染状況を深刻とみて、同国の韓国大使館に現地韓国人の退避策を整えるよう指示した。現在、イランには約200人の韓国人がいるとされる。  イラン保健省は26日、同国内での新型コロナウイルスの感染者は計139人、死亡者は計19人になったと発表した。死者数は中国に次いで多い。特に、イランは米国など国際社会からの制裁で医薬品が非常に不足しており、感染した場合、十分な治療を受けられない。  まだイラン発の航空便が全てなくなったわけではないが、感染拡大を懸念したアラブ首長国連邦(UAE)やクウェート、イラクなどがイラン行き航空便や船便の運航を相次いで停止しており、ともすれば孤立する恐れもある。  こうしたことから、政府は現地の韓国人を航空便が十分にあるイラクなどの近隣国に陸路で移動させる方法などを検討している。チャーター機を派遣する可能性も取り沙汰されている。  外交部の当局者は「航空便も停止される非常事態に備えた計画を立てるのが公館の義務。今すぐ(退避させる計画)はない」と話している。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/27/2020022780237.html

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