コロナ最前線で奮闘の本部長「1時間以上は寝ている」 応援の声殺到 

【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染防止の最前線に立つ韓国政府の中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長(54)は、先月20日に国内で初の感染が確認されて以降、一日も休まずに記者会見を行い感染状況などを伝えている。激務のせいとみられる、やつれた姿に心配の声も上がるが、「国民が知るべきことだから、徹底して準備しなければならない」と話す。  今週からは「ショートヘア」で会見に登場した。「髪を洗う時間ももったいない」からだという。  もともと長い髪ではなかったが、感染症の危機警報が最高レベルの「深刻」に引き上げられたことを受け、さらに短いヘアスタイルにした。  記者会見では鄭氏の健康状態を心配する質問も出た。  「業務の負担は大きいが、うまく耐えながらやっています」  やつれた表情ながら、毅然(きぜん)とした口調だった。  「1時間も寝ていないとの話がある」との質問には「1時間以上は寝ています」と答えた。  保健当局によると、鄭氏は寝る時間以外は終日、緊急状況室で感染者の確認や対策の検討などにあたっている。  ネット上では鄭氏を心配する声とともに、「頑張って」「ありがとう」といった応援のメッセージが殺到している。  ソウル大医学部を卒業した鄭氏は、1995年から保健公務員として「疾病管理」の道に足を踏み入れた。2015年に中東呼吸器症候群(MERS)が流行した当時も政府の報道官として最前線に立つなど、疾病管理対応の専門家として知られる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/27/2020022780238.html

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