感染者急増の大邱などに「最大限の封鎖措置」 韓国政府・与党
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府と与党「共に民主党」、青瓦台(大統領府)は25日に協議を行い、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大への対策などを話し合った。 感染者が急増する南東部・大邱と周辺の慶尚北道については、感染症の「特別管理地域」に指定して通常の遮断措置を超える「最大限の封鎖措置」を実施し、早急に拡大を食い止めることで一致した。 共に民主党の洪翼杓(ホン・イクピョ)首席報道官は封鎖措置について、移動などに関して一定の行政力を活用することを政府が検討中だと説明。同党はただ、記者団に送ったメッセージで、「最大限の封鎖措置」は「(大邱などの)地域の出入りそのものを封鎖するという意味ではない」と伝えた。 政府と共に民主党、青瓦台はあわせて、できるだけ早く補正予算を編成し、国会の正常運営が難しければ緊急財政命令を検討することを取り決めた。補正予算編成などで財政支援を拡大し、新型コロナウイルスで苦境にある大邱・慶尚北道や中小企業、自営業者などに特別支援を行う方針だ。 最大野党「未来統合党」の沈在哲(シム・ジェチョル)院内代表らが国会で行われた行事で新型コロナウイルス感染者と接触していたことが分かり、国会は24日、本会議などを中止して国会の建物を26日午前まで一時閉鎖することを決めた。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/25/2020022580125.html
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