韓国外交部、「韓国人入国制限国」に遅まきながら中国追加

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  韓国外交部は27日、韓国人旅行者の入国を制限する国のリストを更新し、遅まきながら中国を入国制限地域に入れた。山東省、遼寧省、吉林省、黒竜江省、福建省の5省で韓国からの入国者に対して14日間のホテル隔離・自宅隔離などの措置を実施していることが公式に確認された。

  中国が入国制限国リストに入れられたのは、25日に山東省威海市など中国の一部地域で予告・協議なしに韓国人旅行客に対する強制隔離措置が施行されてから二日目にしてのことだ。前日まで韓国外交部は中国をリストに入れていなかった。リストに入れなかった理由は「中国中央政府ではなく、地方政府レベルの対策であるため」というものだった。

  しかし、外交関係者らからは「地方政府で韓国人を対象にした制限措置を加えて、中央政府・省政府が『知らなかった』と言い逃れをする『終末高高度防衛ミサイル(THAAD)報復』時のようなことが起こっているのに、韓国政府は知らないふりをしている」と指摘されていた。このような声を意識したかのように 李泰鎬(イ・テホ)外交部第2次官は同日、中央災難安全対策本部の記者会見で「(中国の)各地方政府でこのような(隔離)措置をしているため、『中央政府がすべきことではないか』と強く問題提起し、現在協議している」と語っていた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/02/28/2020022880034.html

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