韓米通貨スワップで今週120億ドルを供給へ

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　韓国銀行は31日、米国と結んだ通貨スワップで調達できる600億ドルのうち、120億ドルを市中銀行に供給する。120億ドルは競争入札方式の外貨建て融資として供給され、31日午前10時から10時半まで入札を実施する。最低応札金利は30日に発表する予定だ。最低応札金額は100万ドル、最高応札金額は7日満期で3億ドル、84日満期で15億ドルとなる。入札後、金融機関に実際に資金が供給されるのは4月2日となる。

  入札に参加する金融機関は外国為替取引規定に従い、銀行法が定める銀行と韓国産業銀行、中小企業銀行、韓国輸出入銀行に限られる。証券会社など他の金融機関は落札者となる銀行を通じ、資金供給を受けなければならない。

  落札者への貸出金利は国内の外貨資金事情を考慮し、単一価格方式または複数価格方式で決定するが、今回の入札は複数価格方式で実施される。落札者が入札時に提示した金利のうち、最も低い金利を全ての落札者に一律適用する単一価格方式とは異なり、複数価格方式は落札者が提示した金利をそれぞれ適用する。

  韓国銀行関係者は「通貨スワップの資金供給によって、外貨資金事情が改善し、市場の安定に寄与すると期待される。資金事情を考慮し、追加入札を実施する計画だ」と説明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/30/2020033080015.html

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