「コロナウイルス、スマホの液晶で最大9日間生存」
新型コロナウイルス感染症(コロナ19)を引き起こすウイルスが、スマートフォンの液晶の表面で最大9日日間生存できるという研究結果が出た。これにより、大勢の人が使用しているスマートフォンが潜在的な感染ルートになりかねない、という懸念が強まっている。
英国日刊紙『デーリー・メール』は今月3日(現地時間)、「人から人への感染についての認識は十分に共有されたが、スマートフォンの液晶を通した感染の可能性について心配する人は多くない」として、このような内容を報じた。
同紙は、ドイツの感染学の専門教授4人が国際学術誌に最近寄稿した論文を引用し、「携帯電話の液晶を作る際によく用いられるプラスチック、ガラスといったものの表面で、ウイルスは最大9日間生存できる」と伝えた。
市場調査機関Dscoutの調査の結果、現代人は携帯電話を一日平均2600回手に持ち、およそ76回使用している。接触頻度が非常に多いだけに、ウイルスが付く確率も高い、というのが専門家らの意見だ。 英国サウサンプトン大学のウィリアム・キービル環境保健学教授は「手を洗っても、また携帯電話の液晶に触れ、その手を顔に当てたら感染の潜在的ルートになりそうだ」と語った。また、カナダのウォータールー大学のピーター・ホール教授は、スマートフォンの液晶は「培養皿」と似たようなものだとして、液晶を一日に二度拭くよう勧めた。
iPhoneのメーカーのアップルは、スマートフォンをきちんと拭くためリントフリーの布に石鹸水を付けて拭くことを勧めたが、専門家らは、それよりもアルコールを染ませた脱脂綿を使用するのがよいやり方だと説明した。
研究陣は「62-71%のエタノールと0.5%のオキシドールまたは0.1%の次亜塩素酸ナトリウムで、1分以内に効率よくウイルスを非活性化することができる」と伝えた。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/27/2020032780314.html
英国日刊紙『デーリー・メール』は今月3日(現地時間)、「人から人への感染についての認識は十分に共有されたが、スマートフォンの液晶を通した感染の可能性について心配する人は多くない」として、このような内容を報じた。
同紙は、ドイツの感染学の専門教授4人が国際学術誌に最近寄稿した論文を引用し、「携帯電話の液晶を作る際によく用いられるプラスチック、ガラスといったものの表面で、ウイルスは最大9日間生存できる」と伝えた。
市場調査機関Dscoutの調査の結果、現代人は携帯電話を一日平均2600回手に持ち、およそ76回使用している。接触頻度が非常に多いだけに、ウイルスが付く確率も高い、というのが専門家らの意見だ。 英国サウサンプトン大学のウィリアム・キービル環境保健学教授は「手を洗っても、また携帯電話の液晶に触れ、その手を顔に当てたら感染の潜在的ルートになりそうだ」と語った。また、カナダのウォータールー大学のピーター・ホール教授は、スマートフォンの液晶は「培養皿」と似たようなものだとして、液晶を一日に二度拭くよう勧めた。
iPhoneのメーカーのアップルは、スマートフォンをきちんと拭くためリントフリーの布に石鹸水を付けて拭くことを勧めたが、専門家らは、それよりもアルコールを染ませた脱脂綿を使用するのがよいやり方だと説明した。
研究陣は「62-71%のエタノールと0.5%のオキシドールまたは0.1%の次亜塩素酸ナトリウムで、1分以内に効率よくウイルスを非活性化することができる」と伝えた。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/27/2020032780314.html
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