丁首相「自宅隔離違反時は告発、外国人は強制出国」

隔離対象者が居住地を無断で抜け出たら、凶悪犯罪同様に警察が緊急出動

  丁世均(チョン・セギュン)首相は26日、「正当な理由のない者が隔離措置に違反した場合については無寛容原則を適用し、韓国人の場合は告発措置を、外国人の場合は強制出国措置を取る」と明らかにした。担当公務員の許可を受けた場合のみ、外出などが可能になる。韓国人が違反した場合は、4人家族が14日間自宅隔離になった際の基準で123万ウォン(約11万円)の生活支援費も受け取れなくなる。

  政府はこれと共に、自宅隔離を守らなかった際には警察に緊急出動措置を下すことにした。行政安全部のパク・チョンヒョン安全疎通担当官は同日の記者会見で、「自宅隔離から無断で離脱した者については、警察で『コード・ゼロ(0)』を適用し、緊急出動するため、相応の措置を受けることになるだろう」と述べた。

  コード・ゼロとは、警察への通報を0から4までの5段階に分類した時、殺人や拉致などの現行犯に適用される最も高い段階で、通報があったらすぐ第一線の警察官はもちろん、刑事たちまで総出動することになる。自宅隔離違反に対して凶悪犯罪レベルの対応をするということだ。

  中央防疫対策本部は、外国人が入国する段階で自己隔離アプリをインストールしなければ、入国させないことにした。現在はインストール率が60%程度にとどまっている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/27/2020032780036.html

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