「黄海守護の日」式典に初出席 「コロナ克服の意志強める」=文大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日午前、中部の国立墓地・大田顕忠院で開かれた「西海(黄海)守護の日」の記念式典で演説し、「西海を守護した英雄たちの犠牲と献身は愛国心の象徴」として、「いつにも増して愛国心が必要なときだ。英雄たちを記憶し、新型コロナウイルス克服の意志をさらに強める」と述べた。 西海守護の日は2002年に起きた韓国と北朝鮮の銃撃戦「第2延坪海戦」、10年の韓国海軍哨戒艦「天安」撃沈事件と延坪島砲撃事件で犠牲になった55人を追悼する日で、16年に政府の記念日に指定され、今年で5回目を迎える。文大統領がこの式典に出席するのは就任後初めて。 文大統領は「英雄たちが実践した愛国心は祖国の自由と平和をつくった」として、「誰も見下せない強い安全保障で朝鮮半島の平和と繁栄に対する国際社会の信頼と協力を導き出すことができた」と述べた。 また、「われわれは新型コロナウイルスに立ち向かい、われわれの愛国心が連帯と協力として発揮されていることを確認している」とし、「われわれの愛国心は国際社会との協力の中で平和と繁栄の新しい歴史を記録すると思う」と語った。 朝鮮半島の平和については「戦えば必ず勝ち、戦わずに勝てるならその道を選ぶべきだ」として、「最も強い安保は平和であり、平和が英雄たちの犠牲に報いること」と強調。「今年は史上初めて国防予算50兆ウォン(約4兆4650億円)時代を開くなど、強い軍隊、国防力に基づき、強い安保と平和をつくっている」とし、「政府は強い安保で必ず恒久的な平和を実現する」と述べた。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/27/2020032780108.html
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