北朝鮮の「外務省対米交渉局長」は新設ポスト=韓国当局者
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が30日、官営メディアを通じて公開した「外務省対米交渉局長」の肩書について、韓国政府の当局者は31日に記者団に「新設されたポストであることは確かとみられる」として、「既存の北米局に代わるものなのか、北米局と別の組織なのかは不明だ」と述べた。 北朝鮮は30日、外務省対米交渉局長名義の談話を発表。ポンペオ米国務長官が北朝鮮に対する圧力を強調したことを「妄言」と非難し、米国との対話を続ける意欲を失ったとして、「われわれはわれわれの道を進む」と強調した。 談話で言及した「われわれの道」について、同当局者は「時間をかけて分析しなければならない」と述べた。 また、「北と米国が向き合って相互信頼と尊重の姿勢で朝鮮半島の非核化と恒久的な平和定着のため、交渉を早期に再開することを期待している」として、「政府も必要なら、外交努力を傾けていく」との立場を示した。 北朝鮮が新型コロナウイルスの流入を防ぐため国境を封鎖するなど非常体制を取っている中、4月10日に平壌で開催すると発表した最高人民会議(国会に相当)に関しては、「予定通り開かれると思う」との見通しを示した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/03/31/2020033180177.html
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