金大中元大統領の息子2人、私邸・ノーベル平和賞の賞金めぐり法廷闘争

 金大中(キム・デジュン)元大統領と李姫鎬(イ・ヒホ)夫人=いずれも故人=の遺産をめぐり、次男の金弘業(キム・ホンオプ)金大中平和センター理事長と三男の金弘傑(キム・ホンゴル)共に民主党当選人が争っていることが29日、明らかになった。

  週刊朝鮮が同日、明らかにしたところによると、次男・弘業氏が理事を務める財団法人金大中記念事業会(権魯甲〈クォン・ノガプ〉理事長)は今年4月1日、三男・弘傑氏に「金大中元大統領のノーベル平和賞賞金とソウル市麻浦区東橋洞の住宅は、故・金大中元大統領と故・李姫鎬夫人の意思をたたえようという国民の財産であって、貴殿個人の資産にはなり得ないことを明言する」という通知書を送ったとのことだ。

  これは、三男・弘傑氏が昨年6月の李姫鎬夫人死去後、東橋洞の私邸と金大中元大統領のノーベル平和賞賞金の所有権を手にしたことを受けてのものだ。三男・弘傑氏は先月の国会議員総選挙に出馬して当選したが、公職者資産リストによると、東橋洞の私邸(32億5000万ウォン=約2億8000万円)が資産に含まれていた。

  三男・弘傑氏はまた、李姫鎬夫人が金大中元大統領の逝去後、ハナ銀行に預けていたノーベル平和賞の賞金8億ウォン(約7000万円)も引き出したという。だが、同氏は公職者資産リストでこの8億ウォンを現金や預金として申告していなかった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/30/2020053080008.html

コメント

このブログの人気の投稿

MBNの業務停止効力中断

「19世紀式の自主にかまけた586世代、20?30代の登場が望まれる」

韓国政府の救援隊がラオスに出発 医療スタッフら20人