【読者の意見】李容洙ハルモニを見るのが恥ずかしい

 今月25日、日本軍慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが会見で涙を流しながら訴える様子を見て、限りない恥ずかしさを感じた。厳しい受難の歴史を体験した女性の叫びが、われわれの胸に鋭く突き刺さったからだ。国権を回復した今、大韓民国国民としてこのようにつらい歴史的問題を徹底して認識もできず、適切に対応できなかったことについても恥ずかしさを感じるしかなかった。歴史から教訓を得られなければ、正しい未来を建設できないと言われている。歴史を学ぶ立場から、李さんが韓日両国の次の世代への正しい歴史教育を強調したことにも感銘を受けた。これまで歴史教科書問題などで声を上げてきた歴史研究者たちは、なぜ対岸の火事のように沈黙を続けているのか。韓日問題を解決すべき政治家と国民を導くと豪語する市民運動家たちよりも、さらに切実で厳しい一撃を加えてわれわれが進むべき道を提示してくれたことに対して、われわれはみな恥ずかしく思うべきだ。 シン・ヨンチョルさん(慶煕大学名誉教授)

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/29/2020052980132.html

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