韓国の出生率0.90に また人口「自然減」=1?3月

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が27日発表した「人口動向」によると、1~3月期の出生数は前年同期比11.0%減の7万4050人で、1~3月期としては1981年に統計を取り始めてから最も少なかった。  また女性1人が生涯に産む子どもの推定人数である合計特殊出生率は前年同期に比べ0.12ポイント下がった0.90だった。2009年の統計開始以来、1~3月期としては初めて1を割り込んだ。  人口維持に必要な合計特殊出生率は2.1で、昨年韓国は1~3月期が1.02、4~6月期が0.92、7~9月期が0.89、10~12月期が0.85だった。  経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち、合計特殊出生率が1を割り込んだ国は2年にわたり韓国を除いてない。  一方、1~3月期の死亡者数は7万9769人で前年同期比6.0%増えた。  出生数から死亡数を引いた3月の人口の「自然増加数」はマイナス1501人で、1983年の統計開始以降、3月としては初めて死亡者が出生者を上回る自然減となり、昨年11月から5カ月連続でのマイナスとなった。  1~3月期の自然増加数はマイナス5719人で、統計開始以来、1~3月期としては初めて自然減となった。  自然減になったのは、昨年10~12月期に続き、2四半期連続。統計庁の関係者は「今年、年間で人口が初めて自然減になる可能性が高まっている」と指摘した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/27/2020052780293.html

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