【社説】慰安婦団体はなぜ関係のない共に民主党と一体のようになっているのか

 「尹美香(ユン・ミヒャン)疑惑」の核心人物の1人である慰安婦被害者支援市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)事務総長は青瓦台広報企画秘書官の妻だという。事務総長は正義連のずさんな会計帳簿作成・管理の実質的責任者だ。この人物は慰安婦被害者・李容洙(イ・ヨンス)さんが不正暴露記者会見をすると、「高齢による心身脆弱(ぜいじゃく)状態で記憶が歪曲(わいきょく)された部分が多い」と言った。先月の国会議員総選挙時は与党・共に民主党内の予備選挙を管理する選挙管理委員として活動した。このように正義連事務総長と青瓦台秘書官が夫婦だからと言って、正義連疑惑を青瓦台と結び付けることはできない。だが、今回の問題をめぐり、青瓦台と共に民主党が正義連と尹美香氏をどうしてあんなにかばって回るのか理解する背景の1つにはなるだろう。

  正義連とその前身である韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)出身者は与党やその周辺の所々に布陣している。池銀姫(チ・ウンヒ)元女性部長官、李美卿(イ・ミギョン)元「共に民主党」議員、シン・ミスク元青瓦台秘書官なども挺対協出身だ。1990年代初めに始まった慰安婦運動を足がかりに制度政治圏に進出したものだ。尹美香氏も正義連での活動を掲げて総選挙で同党の公認を受けた。市民団体「参加連帯」出身者たちが現政権の中枢部に布陣しているのになぞらえ、正義連は「女性参加連帯」とも言われている。与党とその周辺で活躍する女性の多くが正義連に直接的・間接的に身を置いた経歴があるからだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/29/2020052980013.html

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