慰安婦団体前代表巡る疑惑 韓国与党「検察の捜査見守る」

【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」は29日、旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前理事長で、同党に所属する尹美香(ユン・ミヒャン)次期国会議員が自身と正義連を巡る疑惑を否定したことについて、検察の捜査結果が出てから立場を表明するとの方針を示した。同党の許允貞(ホ・ユンジョン)報道官が伝えた。  許氏は、尹氏が正義連の活動に関する問題や本人名義の口座での募金受け付け、住宅購入、娘の留学資金問題など、これまで提起された疑惑について説明したとした上で、検察に対し迅速な捜査を通じ真実を明らかにするために努力するよう求めた。  尹氏や正義連を巡る疑惑は、慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんが今月上旬に記者会見を開き、正義連の運営を批判したことを機に噴出した。検察は正義連事務所を家宅捜索するなど捜査を行っている。  共に民主党は尹氏と正義連の疑惑に関し、事実確認が先であり、検察の捜査結果などを踏まえて尹氏の去就問題などを判断するとの立場を維持してきた。  尹氏はこの日国会で行った記者会見で一部の過ちを認めたものの、自身と正義連を巡るさまざまな疑惑を事実上、全面的に否定した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/29/2020052980304.html

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