国連の北朝鮮向け教育事業 韓国政府が資金支援へ

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は27日、南北交流協力推進委員会を開き、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)が進める北朝鮮の持続可能発展に向けた支援事業に、今後6年にわたり南北協力基金から計490万ドル(約5億3000万円)を拠出することを決めた。この資金は主に北朝鮮住民に対する統計学教育に用いられる予定。    韓国統一部の関係者によると、UNESCAPと北朝鮮はすでに関連協議を終えている。韓国はUNESCAPの要請に基づき、支援を決定した。今年は72万ドルの拠出を予定する。  統一部は、「北を国際社会に組み込み、南北間で今後一つの市場を目指す上で、この事業が寄与するだろう」と期待を示した。年次報告書を受け取るなどして資金活用の透明性強化を図るという。  UNESCAPは世界の貧困や環境汚染などの問題を解決するため、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を通じた事業に取り組んでいる。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/05/27/2020052780144.html

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