【独自】正義記憶連帯の怪しい資金の流れ…行事費に7億払って2億をバック

 慰安婦運動団体、正義記憶連帯(正義連)と韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の会計不正、寄付金流用などの疑惑を捜査している検察が公演企画会社との不審な資金の流れについて調べていることが28日までに分かった。検察は正義連、挺対協と金銭取引を行っていた相手方と正義連の会計担当者に出頭を求めて事情聴取し、捜査を急いでおり、両団体の代表を務めていた尹美香(ユン・ミヒャン)国会議員(共に民主党)が近く出頭を求められるのではないかとする見方が浮上している。

  ソウル西部地検は最近、公演企画会社A社の代表B氏から参考人として事情を聴いた。本紙の取材によると、正義連と挺対協、金福童(キム・ボクトン)の希望など正義連関連団体は2013年から最近までA社にさまざまな委託業務の代金として7億4000万ウォン(約6600万円)を支払った。A社は水曜集会や「慰安婦追悼の日」などの行事に際し、音響設備、ステージ設営などを支援し、代金を受け取っていた。代金は代表B氏名義の口座に振り込まれた。不審なのはB氏が受け取った代金のうち2億5000万ウォン余りを3団体の口座に送金していたことだ。

  検察はそうした資金の流れが典型的なリベートではないかと疑っているもようだ。委託業務の代金を水増しし、その一部を還流させる手口で裏金をつくっていたのではないかとする見方だ。

  A社から資金が還流していた正義連、挺対協、金福童の希望という3団体はいずれも尹議員が総選挙で比例代表に出馬する前まで常任代表、理事長、共同代表を務めていた団体だ。金福童の希望は慰安婦被害者、金福童さんが寄付した資金を元手に設立された奨学事業を運営する団体だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/29/2020062980092.html

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