韓国政府 ビラ散布団体を聴聞へ=法人認可の取り消し手続き
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は29日に北朝鮮体制を批判するビラの散布活動を行ってきた韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体に対する聴聞を行い、非営利法人設立認可の取り消し手続きに入る。 聴聞対象は脱北者団体「自由北韓運動連合」と「クンセム(大きな泉の意味)」の代表2人。自由北韓運動連合の代表、朴相学(パク・サンハク)氏は出席通知を拒否したが、朴代表の弟でクンセムの代表、パク・ジョンオ氏は出席する予定。 統一部はコメを入れたペットボトルを海に流して北朝鮮に送ったことなどが「法人設立当初の目的以外の事業」とし、設立認可を取り消すと説明した。また、これらの事業は南北軍事境界線に近い地域の住民らの生命や安全を脅かすなど公益を害する行為に該当する指摘した。 パク・ジョンオ氏は「われわれは目的と異なる活動をしたことがないため、それを集中的に説明する」と話している。 韓国の脱北者団体はこれまで北朝鮮体制などを非難するビラを散布してきた。特に5月末のビラ散布には北朝鮮が強く反発し、韓国への敵対姿勢を強めた。これを受け、政府や与党内でビラ散布を批判する声が高まった。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/28/2020062880037.html
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