前法相親族に懲役4年 私募ファンドへの投資疑惑=韓国

【ソウル聯合ニュース】ソウル中央地裁は30日、私募ファンドへの家族ぐるみの不透明な投資に絡み、資本市場法違反などの罪で起訴されたチョ国(チョ・グク)前法務部長官の親族、チョ・ボムドン被告に、懲役4年、罰金5000万ウォン(約450万円)の判決を言い渡した。   裁判所は一方で、チョ氏の妻のチョン・ギョンシム東洋大教授と金融取引を行い、政治権力との癒着によって相互利益を追求したことが犯行の主な動機だとの見方があるが、権力型犯行である証拠は提出されなかったとしながら、チョン氏と共謀関係にあったとして起訴された容疑については相当部分を無罪と判断した。  チョ被告は私募ファンド運営会社「コリンク・プライベート・エクイティ」(コリンクPE)を実質的に運営して新興企業向け株式市場コスダックの上場企業を無資本で買収し、虚偽の告示を行って株価の引き上げを試みた罪などで起訴された。  また、同ファンドが買収した企業、WFMと投資した街路灯関連機器の製造会社などの資金計89億ウォン相当を横領した疑いがもたれていた。  このほか、昨年8月にチョ氏が法務部長官候補者に指名された後、チョン氏を巡り私募ファンド関連の疑惑が相次いで提起されると、関連資料を廃棄・隠匿した疑いももたれていた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/06/30/2020063080226.html

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