韓国の高齢者、3人中2人は「73歳まで働かなければ」

 55-79歳の高齢者人口1427万人のうち、3人に2人は生活費を稼ぐため73歳まで働くことを希望していることが分かった。しかし、希望とは異なり、高齢者の就業はますます難しくなっている。

  統計庁が28日に発表した「2020年5月経済活動人口調査(高齢者付加調査)結果」によると、55-79歳の高齢者のうち、今後も仕事をしたいという人は67.4%で、昨年の調査より2.5ポイント増加した。過半数(58.8%)が「生活費の足しにする」という理由を挙げている。

  不安な老後のために、多くの高齢者が再就職戦線に飛び込み、そのほとんどが最低でも月給150万ウォン(約13万円)以上はほしいと考えているが、現実には容易ではない。55-79歳の高齢者の雇用率は55.3%で、1年前より0.6ポイント下がった。これは2009年以降で最大の下げ幅だ。しかも、65-79歳の高齢者は雇用率が0.3ポイント上昇したのに対し、比較的若い層である55-64歳の雇用率は1ポイント下がっている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/29/2020072980002.html

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