5月の出生数9.3%減 年間で初の自然減確実に=韓国

【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が29日発表した「人口動向」によると、5月の出生数は前年同月比9.3%減の2万3001人だった。5月としては統計を取り始めた1981年以降で最低となった。  出生数は2015年12月から54カ月連続で前年比減となった。前年同月比の減少率は今年1~5月の累計で10.6%と、前年同期(7.4%)に比べさらに深刻化した。  5月の死亡数は前年同月比1.6%減の2万4353人だった。高齢化により増加傾向が続いていた死亡数は8カ月ぶりに減少に転じたが、統計庁は昨年5月の死亡数の増加率が高かった反動だと説明した。  これにより、5月の人口は1352人の自然減となった。人口の自然減は昨年11月から7カ月連続で、今年は年間でも史上初の自然減が確実視される。  5月の婚姻件数は1万8145件で、前年同月比21.3%減少。5月としては1981年の統計開始以来最も少なかった。  結婚適齢期である30代の人口減少が続く傾向にある上、新型コロナウイルスの感染拡大により予定していた結婚を先送りしたり、届け出の受付日数が前年より2日少なかったりしたことなどが複合的に影響を及ぼしたと分析される。  5月の離婚件数は前年同月比9.5%減の8929件だった。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/29/2020072980231.html

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