文大統領「南北関係を動かすべき」 新任の情報機関トップと統一相に

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は29日、情報機関・国家情報院(国情院)の院長に就任した朴智元(パク・チウォン)氏と統一部長官に就いた李仁栄(イ・イニョン)氏に青瓦台(大統領府)で任命状を授与した。青瓦台によると、文大統領は両氏に対し、「行き詰まり、止まっている南北関係を動かしていく使命がお二人にはある」と述べ、激励したという。  文大統領は朴氏について「史上初の南北首脳会談を実現させた立役者であり、最も長い経験を備えている」と評し、李氏に対しては「推進力がすばらしい」と評価した。  続けて、南北関係は一つの官庁だけでは改善させられないとしながら、「国情院、統一部、外交部、国防部と(青瓦台の)国家安保室がワンチームとなって知恵を絞り、役割を分担すべきだ」と強調した。  これに対し、朴氏は任命に謝意を示した上で、「南北関係で道を開き、国情院の黒歴史を清算する改革で応えたい。大統領の意向の通り、いかなる場合でも政治介入という黒歴史は絶対にない」と述べた。  李氏は「朝鮮半島の平和の扉が閉ざされる前に、平和の扉を開かねばならないという使命感を感じる」と意欲を示した。  文大統領はこの日、警察トップの金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長にも任命状を授与した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/29/2020072980176.html

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