「人工太陽」に期待表明 「人類の未来照らす」=文大統領 

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、核融合を利用して地上に未来のエネルギー源「人工太陽」を作る国際共同プロジェクト「国際熱核融合実験炉(ITER)」の核融合反応装置の組み立て着手記念式に映像でメッセージを寄せ、「人工太陽はほぼ無限生産が可能で、放射能の危険と温室効果ガスの排出もない夢のエネルギー」として、「世界が知恵を集めれば人工太陽が人類の未来を明るく照らす」と期待を示した。  記念式はITERが建設されるフランス・カダラッシュで開かれた。  ITERの建設には韓国と米国、中国、日本、欧州連合(EU)など7カ国・地域が参加している。  文大統領は「巨大な部品を組み立てる段階で別の挑戦が待っていると思う。新型コロナウイルスによる影響も最小限に抑えなければならない」とし、「7カ国(地域)が協力し、新しい挑戦を克服すると確信している」と強調。「韓国も多くの優秀な科学技術者が参加するよう支援する」と表明した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/28/2020072880253.html

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