秋美愛法相の「小説をお書きになっている」発言、韓国小説家協会が謝罪要求

 韓国小説家協会(キム・ホウン理事長)が秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の「小説をお書きになっている」発言に対し、「一国の法務部長官が小説を『嘘(うそ)っぱち』扱いした」として弁明と謝罪を要求した。韓国小説家協会は1974年に発足した社団法人で、約1350人の会員を抱えている。

  同協会は29日、「法務部長官に送る公開弁明要求声明」を発表し、「国民が見ている中で、法務部長官は小説を『嘘』になぞらえて蔑視した。難しい創作環境の中でも黙々と作品活動をしている小説家たちの人格を踏みにじる行為にほかならない」と批判した。これは、27日の国会法制司法委員会の全体会議で、秋美愛長官の息子が兵役中に休暇を取ったまま部隊に復帰しなかったとされる疑惑を野党・未来統合党の尹漢洪(ユン・ハンホン)議員が取り上げた際、秋長官が「小説をお書きになっている」と発言したものに対する批判だ。

  同協会は「法務部長官は小説が何なのか知らないようだ。小説は『作り話』だということを相手(読者)は既に知っており、そうした読者に『この世の中のどこかで起こり得るような物語』と信じさせるよう創作した芸術作品だ」と説明した。だが、同協会は秋美愛長官の発言の様子を見て、「この国で文学を盛んにするのは実に難しいことだと思った。インターネットでまで飛び交っているこの問題をそのまま放置しておけない。法務部長官の弁明と公開謝罪を要求する」と述べた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/07/31/2020073180089.html

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