韓国航空宇宙研究院の太陽光無人機、53時間連続飛行

 韓国航空宇宙研究院は、大気が薄い高高度で太陽光エネルギーによって飛行する「高高度長期滞空太陽光無人機(EAV3)」が53時間連続で飛行したと発表した。これは国内最長飛行記録となる。従来の記録は2016年、高度18キロで90分だった。太陽光無人機による世界最長飛行記録は18年にエアバスのゼファー(Zephyr)が記録した26日連続で、米Amprius社から高性能バッテリーの独占供給を受けていた。

  高高度太陽光無人機は高度12キロ以上の成層圏で数カ月の長期にわたり滞空し、リアルタイムで災害や違法漁船の監視、通信中継、微細粒子状物質や気象の観測など、人工衛星の機能を補う役割を目指している。

  航空宇宙研究院はこれまで、高高度での飛行が可能な高性能バッテリーパックと超軽量かつ高剛性構造物技術の開発に取り組み、50キロ先の離れた地点からリアルタイムで高精細度映像の転送が受けられるように通信性能も向上させてきた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/27/2020082780022.html

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