台風8号の進路は韓国気象庁の勝利!

 台風の進路予測も気象予報の主な事案だ。韓国気象庁の予報は信用できないとして海外の気象アプリを好む若者は、台風関連ではチェコの気象サービス「Windy」などを活用している。WindyもYrと同じく、欧州中期予報センター(ECMWF)のモデルと気象衛星の観測資料を使用する。

  だが台風予測では韓国気象庁の方が上だ。8月26日から27日にかけて韓半島に影響を及ぼした台風8号(アジア名:バービー)の場合も、Windyは27日午前に中国・丹東付近へ上陸すると予測し、韓国気象庁は同時刻に黄海道付近へ上陸すると見込んだが、結果的に韓国気象庁が進路を正確に当てた。

  毎回台風が発生するたび、韓国・米国・日本の気象当局がどれほど高い予報的中率を示すか関心を集めている。『2019気象年鑑』によると、昨年発生した台風の進路予報誤差は、台風接近96時間前の予想進路誤差について韓国気象庁は248キロと、日本気象庁(263キロ)や米国合同台風警報センター(JTWC、287キロ)よりも正確に予測していた。しかし台風接近24時間前の予報を基準にすると、韓国気象庁は平均90キロの誤差がある一方、日本気象庁は80キロ、JTWCは82キロだった。台風が遠くにあるときは韓国気象庁の方が正確に予測し、近付いてくるにつれ日本気象庁とJTWCの予測が正確だったわけだ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/31/2020083180109.html

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