台風8号が済州島の西を通過 強風と400ミリ超える雨で被害相次ぐ

【済州聯合ニュース】韓国・済州島で28日、非常に強い台風8号の影響により400ミリを超える雨と、最大瞬間風速36メートルを超える強風に見舞われ、各地で被害が相次いだ。  午後4時には島内で最大瞬間風速36.4メートルが観測された。  気象庁によると、台風8号は当初の予想より西に進路を取り、済州島の西側を通過。黄海を北上している。  韓国に大きな被害をもたらした2003年の台風14号では済州島で最大瞬間風速60メートルが観測され、気象庁は当初、これよりも強い風が吹くと予想していた。  気象庁は済州島が26日夜には強風域から抜けるとみている。  25日から26日午後4時にかけて各地で大雨となり、漢拏山では408.5ミリを記録した。  被害も相次ぎ、済州島消防安全本部によると、26日午後5時時点で136件の被害が届けられた。  停電も発生した。26日午後5時時点で、887世帯で停電があった。  済州島を発着する空の便と海の便はすべて運休となった。  気象庁は台風の影響で27日まで50~150ミリの雨が降ると予想した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/26/2020082680304.html

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