安倍首相、あす記者会見…発言に注目

 日本の安倍晋三首相が28日、コロナ関連の会見で自らの健康問題についても説明するとの見方を、毎日新聞など複数の日本メディアが26日に報じた。

  安倍首相は今年6月に慶応大学病院で定期検診を受け、今月17日と24日にも二回にわたり10時間かけて追加の検診を受けた。その後、日本の政界では安倍首相の健康異常説が広がった。安倍首相は2007年1月にも、首相在任中に難治病の潰瘍性大腸炎で一度辞任している。

  日本社会の一部からは、安倍首相が慶応大学病院で「血球成分除去療法(GCAP)」と呼ばれる特殊な治療を受けているとの見方が広がっている。GCAPは血液を体外に取り出し、非正常な形で活性化した白血球を除去した上で体内に戻す血液浄化法だ。

  安倍首相は2009年から発売された新薬「アサコール」で潰瘍性大腸炎を克服したと明らかにしてきたが、今年に入ってコロナ対策の失敗で疲労が重なり、支持率も急速に低下したことで、持病がさらに悪化しているようだ。

  そのため「安倍首相は28日の記者会見で辞任の意向を示すのでは」との見方も出ているが、自民党のある幹部は共同通信の取材に「安倍首相は健康異常説を否定し、コロナ対策を引っ張る姿を見せるだろう」とコメントした。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/27/2020082780002.html

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