「あきれて絶句」 セクハラ事件の謝罪を拒否した康京和外相に降り注ぐ叱責

 韓国の外交官によるニュージーランド職員へのわいせつ行為・セクハラ(性的嫌がらせ)疑惑に関連し、25日に国会で「国の品格と主権を守る必要がある」としてニュージーランドの国民と被害者への謝罪を拒否した康京和(カン・ギョンファ)外交部長官を叱責(しっせき)する声が高まっている。被害者に対する思いやりや最低限の遺憾表明があるべきというわけだ。

  進歩性向の市民団体、経済正義実践市民連合(経実連)のパク・サンイン政策委員長(ソウル大教授)は26日、フェイスブックに「国の品格をぐらつかせる長官にはこれ以上期待もかける言葉もなくなった」「文在寅(ムン・ジェイン)政権の問題と自己矛盾を要約したシーンを見ているようだ」と述べた。パク教授は「文在寅政権に対する批判自体が無意味だという虚無感が押し寄せてくる」「韓国社会の現在と未来を考えなければと心を引き締めているが、どうにも気が抜けてしまう」と書き込んだ。

  ある外交官経験者は「在外公館不可侵にこんなに敏感な政府が、(公館と変わらない)開城の南北共同連絡事務所が爆破された際にはなぜ何の行動も起こさなかったのか理解できない」と述べた。

  市民団体「世界市民宣言」もこの日、声明で「頭を下げても足りないのに、康京和長官は謝罪せよという与党議員の要求を拒否した」「本当に国の品格を落とすこととは、責任ある謝罪ではなく、巧妙な言葉で責任を逃れ、事件を縮小・隠蔽(いんぺい)しようとしている政府の姿」と批判した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/27/2020082780276.html

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