スト参加の研修医らへの業務開始命令 全国に拡大=韓国政府

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は28日、医大の定員拡大などに反対して無期限の集団休診(ゼネスト)に入った専攻医(研修医)とフェローなどと呼ばれる専任医に対する業務開始命令を首都圏から全国に拡大し、即座に診療業務に復帰するよう命令した。  保健福祉部は26日、ソウル市、京畿道、仁川市の首都圏にある95病院に勤務している専攻医、専任医を対象に業務開始命令を発令。この日、首都圏以外の115病院の専攻医らに追加で業務開始命令を出した。  また、同部は業務開始命令に従わず業務に復帰していない10人をソウル地方警察庁に告発した。金剛立(キム・ガンリプ)同部次官はこの日の会見で、告発について「新型コロナウイルス感染が危機状況にある中、患者の命と安全を守るためのやむを得ない措置」だと説明した。  26~27日の調査の結果、首都圏の病院で約80人の専攻医が業務に復帰した。金氏は「医師が診療の現場に戻るのに何の理由も名分もいらない。患者を救うために戻るというだけで十分だ」と述べ、業務への復帰を促した。  専攻医でつくる大韓専攻医協議会は21日、無期限ストに突入した。全国で27日に勤務しなかった専攻医の割合(休診率)は68.8%に達する。開業医を中心とする団体の大韓医師協会も26日から28日までの予定でストを行っている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/08/28/2020082880093.html

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