「文大統領の行動、秒単位で説明せよ」 韓国10?20代激怒

 二児の父だった韓国海洋水産部傘下の公務員A氏(47)が西海(黄海)の北方限界線(NLL)に近い延坪島沖の船上から行方不明になった後、北朝鮮軍によって海上で無残に殺害されたというニュースに、韓国国民は激高した。特に若者層が今回の事件で見せた関心と怒りは大きい。退勤時間帯だった24日午後6時から7時にかけて、ポータルサイト「ネイバー」の10代と20代が最も多く読んだ記事ランキングで1-2位を占めたのを含め、ランキングの半分以上がA氏関連記事だった。

  大学生たちも北朝鮮に怒りを見せた。高麗大学のコミュニティー・サイト「koreapas(コパス)」は「偶発的に哨兵が慌てて撃ち殺したわけでもないのに、報告すべきことは全部報告しておきながら6時間もそのままにして銃殺…どれだけ韓国をバカにしているのか」という書き込みがあった。ネイバーは「二度とこんな目に遭いたくなかったら、絶対に報復しなければならない」という趣旨のコメントが相次いでいる。

  政府に対する問題提起も殺到している。A氏が北朝鮮船舶によって発見された22日午後3時ごろから、射殺されるまでの6時間もの間、政府は何をしていたのかというものだ。コミュニティー・サイト「fmkorea(エフエムコリア)」では「6時間もの間(北朝鮮に)連絡する手段がなかったって?」という書き込みが半日で照会数2万7000回を記録、コメントが約100件寄せられた。青瓦台によると、北朝鮮の船が海でA氏を発見したという報告を文在寅(ムン・ジェイン)大統領が受けたのは同日午後6時30分ごろだったという。しかし、ネットユーザーたちは「一般人でもなく、公務員が消えたのに、大統領が報告を1回も受けられないということがあるだろうか」「文大統領は6時間の行動を秒単位で説明せよ」などと投稿した。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/25/2020092580102.html

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