秋美愛法務部長官の護衛検事による10ページの免罪符

 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子、S氏(27)の「軍休暇未復帰」疑惑を捜査してきたソウル東部地検は28日、秋長官、S氏、休暇延長に関する問い合わせの電話を部隊にかけた元補佐官ら全員を嫌疑なしで不起訴としたことを明らかにした。東部地検は今年1月の告発以降、7カ月にわたりまともに捜査せず、9月初めになって本格的な捜査に着手したが、1カ月で秋長官らに「免罪符」を与えた格好だ。

  東部地検は秋夕(中秋節)の連休を控えた時期に10ページの分量の捜査結果を発表し、秋長官の息子による兵役離脱、秋長官による兵役離脱ほう助、休暇延長請託、元補佐官による休暇延長請託という全ての容疑について不起訴にしたことを明らかにした。

  検察は同日、秋長官の息子の休暇延長問題に関連し、秋長官の元補佐官がやりとりしたメッセンジャーアプリのメッセージを公開した。当時民主党の代表だった秋長官が息子の配属先部隊における上級部隊の支援将校の携帯電話番号を元補佐官に知らせた内容だった。この部分は「補佐官に電話をかけさせたことはない」と説明してきた秋長官の国会発言に反する。しかし、検察は捜査発表の2日前、秋長官に対する書面による聴取を行っただけで、「法務部長官が請託に直接関与した明らかな状況はなかった」として、「免罪符」を与えた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/29/2020092980011.html

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