韓米外相が来月8日にソウルで会談 朝鮮半島情勢協議へ

【ワシントン、ソウル聯合ニュース】韓国外交部によると、同部の康京和(カン・ギョンファ)長官は来月8日、ポンペオ米国務長官とソウルで会談し、両国の懸案や朝鮮半島情勢などについて協議する。韓国北西部の小延坪島付近で公務員の男性が漁業指導船乗船中に行方不明となり北朝鮮軍に射殺された事件で朝鮮半島の緊張が再び高まる中、韓米が北朝鮮との対話に向け、どのような解決策を模索するか注目される。  米国務省は29日(米東部時間)、ポンペオ氏が来月7~8日に韓国を訪問すると発表した。  具体的な日程は明らかにされていないが、カウンターパートの康氏と会談するほか、文在寅(ムン・ジェイン)大統領を表敬訪問するとみられる。  外交部はポンペオ氏の訪韓について、「朝鮮半島、地域、グローバル問題に関する両国の共助を拡大する一方、韓米同盟を一層強化する契機になることを期待する」とコメントした。  韓米当局はポンペオ氏の訪韓を機に、両国の懸案のほか、北朝鮮問題や中国など周辺情勢について幅広く協議を行うとみられる。韓国公務員の射殺事件で朝鮮半島の緊張が再び高まる中、南北関係の改善や北朝鮮との非核化交渉に向けて踏み込んだ議論が行われるか注目される。  ポンペオ氏は昨年6月、トランプ米大統領が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と板門店で対面した際に同行したほか、2018年10月の4回目の訪朝の後にも韓国を訪れている。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/30/2020093080040.html

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