金景梓・元自由総連盟総裁、光復節集会主導容疑で拘束

 今年の光復節(日本による植民地支配からの解放を記念する日・8月15日)にソウル中心部で違法集会を主導した容疑で、反共団体「韓国自由総連盟」の金景梓(キム・ギョンジェ)元総裁と保守団体「一波万波」のキム代表が28日、拘束された。

  ソウル中央地裁のチェ・チャンフン令状担当部長判事は同日午後10時ごろ、「犯罪容疑の客観的、主観的要件に関する疎明資料が多く、集会前後に被疑者たちが交わした連絡内容等を考えると、証拠を隠滅する恐れがある」として拘束令状を発行した。チェ部長判事は「被疑者たちの防疫指針違反程度や、それによる影響、集会やデモの自由の限界などを総合すると、拘束の必要性と相当性が認められる」と説明した。

  金景梓元総裁はこの日、令状実質審査を終えた後、報道陣に「(光復節のソウル・光化門集会は)違法集会ではなかった。ほかの団体と共謀したこともない」と述べた。

  2人は光復節の先月15日、事前申告範囲を超えて集会を開いた疑いが持たれている。2人は当時、光化門の東和免税店前の世宗路で約100人規模の集会を行う計画だと申告したが、集会時は数千人が集まっていたとのことだ。金景梓元総裁は2016年から18年まで韓国自由総連盟の総裁で、第15代・第16代国会議員を務めた。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/29/2020092980073.html

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