福祉部室長がとっぴな発言「コロナ以降、出生率反騰するだろう」

 韓国保健福祉部のコ・ドゥクヨン人口政策室長が29日、オンライン記者会見で「新型コロナウイルスで出生率は下がり、再び反騰するだろう」と語った。

  同室長は「新型コロナウイルスが出生率にどのような影響を与えるかという研究用役で出てきた結果」だとして、その根拠として「新型コロナウイルス前は『韓国から脱出しなければならない』などさまざまな言葉があったが、国民たちは我が国の新型コロナウイルス克服過程を肯定的に多く評価した」ことを挙げた。

  韓国は世界最低水準の出生率を記録し続けているが、統計庁によると、今年も9カ月連続で人口の自然減少が進んでいるという。新型コロナウイルスの影響で今年の結婚式は中止・延期され、今年上半期の婚姻件数は10万9287件と、統計作成を開始して以来、最も少ない。このため、出生率がさらに下がるだろうとの予想は可能なものの、後に新型コロナウイルスを克服して出生率は反騰するとまで主張したものだ。

  同室長は「新型コロナウイルス克服の過程において世界で肯定的に評価してくれて、それが我々の共同体の肯定的な評価に寄与したのではないかと思う」「このような観点から、社会的資本が蓄積すれば出生率が反騰するのに重要な変数になるというのが研究用役の示唆するところだ」と述べた。

  その上で、具体的な研究用役報告書の内容については、「今後、共に民主党の金成柱(キム・ソンジュ)議員と一緒に国会討論会を開いて発表する予定だ」と述べた。保健福祉部は来月5日の国会討論会で報告書の内容を公開する予定だ。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/30/2020093080005.html

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