文大統領「国民の安全脅かす行為に断固対応」 国軍の日式典で
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日、ソウル近郊の陸軍特殊戦司令部で開催された「国軍の日」(10月1日)記念式典に出席し、「われわれ自身の力で強い安全保障体制を備えてこそ、平和をつくり、守り、育てていける」としながら「政府と軍は警戒態勢と備えを一層強化する一方、国民の生命と安全を脅かすいかなる行為にも断固として対応する」と述べた。 北朝鮮に近い海域で行方不明となっていた韓国公務員の男性を北朝鮮軍が射殺した事件を念頭に置いた言葉とみられる。同事件を受け、青瓦台(大統領府)はこの日の文大統領の演説を一部修正したとされる。ただ、事件に関連する言葉と「北」という言葉はなかった。 文大統領は演説のほとんどを「国軍の未来ビジョン」の紹介に割いた。新型コロナウイルス防疫への軍の取り組みを激励しながら「未来の国軍は伝統的な安保脅威はむろん、コロナのような感染症、テロ、災害などの非軍事的な脅威に対応しなければならない」と呼び掛けた。 軍の具体的な事業や国防予算などにも言及した上で、「祖国の安全と平和をつくる強い国軍に生まれ変わる」と力を込めた。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/09/25/2020092580118.html
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