韓国企業の国際紛争解決する「国際調整センター」発足
企業間で国際紛争が発生した時、法的強制力を伴う裁判や仲裁ではなく、「調停」を通じて解決するよう手助けする社団法人「国際調停センター(KIMC=Korea International Mediation Centre)」が27日に発足した。調停は、当事者間の交渉を通じておのずと解決策を見いだせるようにするため当事者間の関係を維持し、発展させていくことができるという長所がある。また、紛争解決に必要な時間やコストも削減できる、と国際調停センターでは話している。 ■世界競争力ランキング1位はシンガポール、韓国23位、日本は? 国際調停センター初代理事長を務めるパク・ノヒョン高麗大学法学専門大学院教授は「シンガポールや香港はもちろん、アジアのほとんどの国が既に国際調停センターを運営している。調停は、特に中小企業の国際紛争解決に大きな助けになるだろう」と話す。イ・ユンヨン元オランダ大使や金周賢(キム・ジュヒョン)元法務部次官らが理事として参加し、姜鎬人(カン・ホイン)元国土交通部長官やチ・チョルホ元公正取引委員会副委員長らが諮問委員を務める予定だ。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/28/2020102880005.html
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