日本外務省局長きょう訪韓…徴用賠償問題などで会談へ

 韓日両国の外交当局者らが日本の菅義偉首相就任後初めて会い、徴用賠償判決や日本による輸出規制問題など、両国間の懸案について話し合う。

  NHKは27日、日本外務省の滝崎成樹アジア大洋州局長が28日から3日間訪韓する、と報道した。滝崎局長は韓国滞在中、金丁漢(キム・ジョンハン)韓国外交部アジア太平洋局長らと会談する予定だ。韓日局長間協議は6月にビデオ会議で行われて以来、4カ月ぶりとなる。

  滝崎局長の今回の訪韓は、文在寅(ムン・ジェイン)政権が12月にソウルで韓中日首脳会議開催を準備している時点で行われるもので、注目される。日本側は先月、韓国での徴用賠償判決で差し押さえられた日本企業の資産に関して、現金化しないとの韓国政府の確約がなければ、韓国が開催を目指す韓中日首脳会談に菅首相は出席しないとの認識を示しており、議論を呼んだ。

  韓日外交当局者の会談により両国間の対立懸案に対する意見の違いが狭まるのかが関心の的だ。だが、双方の見解の差が大きく、1回の会談で妥協点を見いだすのは容易ではないという見方もある。

朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/28/2020102880002.html

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