文大統領が施政演説 北の韓国人射殺で「平和の切実さ確認」=対話模索続行
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、国会で2021年度(1~12月)予算案に関する施政方針演説を行い、「(北朝鮮との)対話が中断し、黄海で(北朝鮮軍によって)国民が死亡し、国民の心配が大きいと思う」として、「政府は透明に事実を明らかにし責任を果たすが、一方では平和体制の切実さを改めて確認する契機になった」と表明。「強い国防に基づき、朝鮮半島の非核化と恒久的な平和のため、絶え間なく対話を模索する」との考えを示した。 文大統領は「(就任後の)3年半は朝鮮半島から戦争の脅威を取り除き、平和と繁栄の朝鮮半島に変えていく挑戦の時間だった」と振り返った。その上で、「朝鮮半島の平和はわれわれ皆に与えられた時代的な使命」とし、「壁を越えながら時間がかかっても必ず平和に進まなければならない」と強調した。 今後の南北関係については、「国土、海、空での平和は南北双方のための共存の道だ。感染症と家畜伝染病、災害を克服するため、南北が生命・安全共同体として共存の道を見つけることを望む」とした上で「南北、国際社会が対話と信頼を通じ、障害を乗り越え、朝鮮半島から北東アジアに平和を広げていくことを期待する」と述べた。 また、「強い安保が平和の基盤になることは変わることのない政府の哲学」とし、「全方位的な安保脅威に備えた最新戦力を補強し、『スマート軍』育成のための投資を大きく増やす」との方針を示した。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/28/2020102880087.html
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