ソウル市 防疫対策レベル維持も施設別に強化へ
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は30日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを5段階のうち上から3番目の第2段階を維持しながら、集団感染が発生した施設、感染リスクが高い施設、若い世代中心の危険度が高い活動について、防疫措置を強化するとの方針を明らかにした。同市のパク・ユミ防疫統制官(市民健康局長)がオンライン会見で発表した。 こうした措置は首都圏で第2段階の終了が予定されている来月7日まで適用される。 フランチャイズチェーンのカフェやベーカリーカフェは、飲み物やデザート類は持ち帰りと出前のみ営業が認められる。ただ、食事に関しては店内利用が可能で、その場合は飲食店向けの規則が適用される。 室内スポーツ施設のうちエアロビクスやズンバ、キックボクシングなど激しい運動を集団で行う施設については、集合禁止措置が取られる。室内スポーツ施設を巡っては、第2段階で営業時間を午後9時までとする措置が取られていたが、エアロビクス関連の施設で集団感染が発生したため対策を強化する。 音楽教室や文化センターなどで行われる管楽器や歌のレッスンも禁止される。ただ、大学入試のためのレッスンは除外される。ホテル、パーティールーム、ゲストハウスなど宿泊施設が主管する年末年始の行事やパーティーなども禁止される。 また、スーパーやデパートの試食コーナーの運営が禁止されるほか、遊園地などの遊興施設は収容人数の3分の1に入場者数が制限され、飲食と各種のイベントも禁止される。 公衆浴場は第3段階に準じたレベルに強化され、16平方メートル当たり1人に利用者数を制限する。
朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/30/2020113080207.html
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